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お知らせ

　信州大学と香港中文大学は「自然」と「地元」の魅力を紹介しあい，香港の学生と交流を深めよう！というテーマで交流会を行いました。交流会はコロナ後の新たな形態として、オンライン交流会と対面体験会の2部で構成しました。オンライン交流会では、両大学の学生が自分たちの町の自然や社会について発表し、意見交換を行いました。香港の学生が信州を訪れ、信州大学で開催した対面交流会では、講義や観光などの活動を通じて文化や環境の違いを共有し、友好的な関係を築きました。9月には信州大学の学生も香港を訪れさらに交流を深める予定で学生たちは楽しみにしています。

【実施概要】
　オンライン交流：
　　2023年4月15日（土）：連れて行きたい回りの自然環境
　　2023年4月22日（土）：地元の魅力や流行を発信しよう

　信大での座学と協働学習
　　2023年5月27日（土）　信大での座学＆講義
　　2023年5月28日（日）　エクスカーション

【学生レポート】

オンライン交流会 　

　新学期が始まった4月、オンラインの交流会を4/15、4/22計2回行いました。オンライン交流会では香港の学生と信州の学生がそれぞれの町周辺の自然や社会に関することをパワーポイントにまとめて発表し、いろいろな意見を交換しました。例えば、季節的に言うと香港は冬でも暖かくて雪も降らないことに対し、信州は地域によって腰越えの雪を降ることには両方が互いに羨ましい気持ちを伝えあいました。

対面交流会

　コロナによる諸制限の解除とともに、対面イベントは香港中文大学の来訪から始めました。5/27初日、信州大学の松本キャンパスでの合同講義が開催されました。信州大学から16名、そして香港中文大学から17名の学生が参加しました。両方の学生がそれぞれの町に関するクイズを出し、そして特産品の交換を行いました。次に、両方の学生が日本の国立公園に関する特別講義を聞きながら、日本の自然に対する理解を深めました。簡単なキャンパスツアーの後、参加者全員が松本アルピコプラザホテルで夕食会を行いました。信州ご当地の飲み物や和洋折衷の食事を楽しみながら、学生たちは各自の学生生活に関して積極的に話し合い、会場では愉快な雰囲気に囲まれていました。

翌日5/28、３グループに分かれ、信大生が計画立案した松本市内外の観光を行いました。私の企画コースは松本市内コースでした。最初はあがたの森に行きました。また、ちょうどその日は、「クラフトフェアまつもと2023」も開催されており、信州大学の旧校舎を参観しながら、松本の地方都市の活気も感じることができました。その後、味噌蔵見学・井戸巡りをしました。松本の井戸は観光スポットですが、住民の生活との深いかかわりもあり、井戸と町の歴史を理解した上、清涼な井戸水を味わいました。午後4時をもって、今回の対面交流会は終了したのですが、まだまだもの足りないと感じたので、学生がよく行く駅周辺のお店を巡り、ラーメンも一緒に食べながら、日本と中国の社会の現状や問題点に関する意見交換もしました。

9月には、信州大学の学生が香港を訪問します。とても楽しみです。
文：国際共修サポーター(ゴ　キンケツ）